インプラントは誰にでもできる治療ではありません。当院では、長期の安全を最優先に、次の方にはインプラント治療を行わない方針としています。「できます」だけでなく「できません」を最初にお伝えするのが、誠実な説明だと考えています。

1. 81歳以上の方

当院では、インプラント手術は80歳までとしています。手術には身体への負担があり、また埋入後のメンテナンスを長く続けていただく前提の治療だからです。81歳以上の方には、外科手術を行わない精密義歯(入れ歯)をご提案しています。当院の入れ歯は、インプラントに匹敵する「何でも美味しく食べられる機能」を目指して設計しています。

2. 骨粗しょう症のお薬を使用中の方

骨粗しょう症の予防・治療のお薬(飲み薬・注射)を使用している方には、当院ではインプラント手術を行いません。この種のお薬は骨の代謝に作用するため、あごの骨の治癒に重大な影響を及ぼすことがあるからです。特に女性は、更年期以降にこのお薬を処方されている方が多くいらっしゃいます。お薬手帳をご持参のうえ、申告をお願いします。

3. 妊娠中の方

妊娠中の方には行いません。手術・麻酔・投薬・CT撮影のいずれも、この時期に行うべきではないと考えるためです。出産後、体調が落ち着いてからのご相談をお受けします。

「できない」にも、道はあります

インプラントができない場合でも、噛める暮らしを諦める必要はありません。当院は1993年の開院以来、外科手術を行わない精密義歯を作り続けてきました。インプラントと入れ歯の両方を、同じ院長が診断するからこそ、あなたに合う方を偏りなくご提案できます。 まずは検査とご相談から。現在のお口とお身体の状態を拝見したうえで、可能な選択肢をご説明します。