セラミックの被せ物には、ジルコニアや二ケイ酸リチウムのe.maxなどがあります。当院では、残っている歯の状態、噛み合わせ、色や形の調和を確認して、e.maxによる修復を検討します。

硬さだけで材料の適応は決まりません

噛み合う歯への影響を考える際には、材料の硬さだけでなく、表面の滑らかさや研磨、噛み合わせの調整も確認する必要があります。ジルコニアとe.maxのどちらがよいかを、素材名だけで一律に決めることはできません。

実験研究でも、材料の表面処理や接触条件によって相手のエナメル質の摩耗が変わることが報告されています。これは個々の患者さんの治療結果を予測する数値ではありません。参考:研磨・咬合調整と対合歯の摩耗に関する研究

当院が大切にするのは、お口全体に合わせた設計

院長が土台となる歯と噛み合わせを診査し、色調の確認、製作、装着時の適合と噛み合わせの確認を進めます。装着後も定期検診で歯や修復物の状態を確認します。

色は、歯科技工士が直接見て合わせます

セラミックのもう1つの心配は色です。当院では、被せ物を作る歯科技工士が直接来院し、患者さんの歯の色をその場で確認して製作します。写真や指示書だけのやり取りでは伝わらない微妙な色調を、作る本人の目で見て合わせる体制です。

まずは噛み合わせの診断から

素材の選択は、噛み合わせの状態によって変わります。当院では診断のうえで、あなたのお口に合う素材をご説明します。セラミック治療をご検討の方、他院でジルコニアを勧められて迷っている方も、ご相談ください。